2012/10/23(火)
The Inter Continental Jazz Trio
-Japan Tour from NEW YORK-
ザ・インターコンチネンタル・ジャズ・トリオ
1990年代初頭、3人のミュージシャンによって結成されたピアノレスのサックストリオ。「3大陸の代表者」からなることから、The Inter-Continental Jazz Trioと命名。(以下ICJT)ヨーロッパツアーを2回、日本ツアーを一回行い、以後アメリカ国内でも精力的に活動。アムステルダムの「ビムハウス」でライブレコーディングされたCD「Live at the BIMHUIS」を1997年リリース。2000年以降は三者それぞれの道を歩むことになる。そして2012年、そのICJTを再結成、日本ツアーを行うことになった。「三者三様の時間の経過」が、今どのように溶け合うのか。「自由でクリエイティブ、スリリングで挑戦的、そして美しい物」を愛する3人が、「ピアノレストリオ」という自由度の高いツールをもって、どのような音の空間を編み出すのか。聞き逃せない。
奥平真吾(Drum)
1966年、東京都出身。1978年に「処女航海」でレコードデビュー。その後、本多俊之(Sax)バーニングウェーブ、益田幹夫(Pf)、辛島文雄(Pf)のグループを経て、1991年にニューヨークへ移住。ニューヨークではかつてのマイルス・デイヴィス(Tp)のメンバー、カルロス・ガーネット(Sax)のレギュラーを始め、多くのグループで活躍。2010年に帰国し、2008年ニューヨークで結成した「THE FORCE」を帰国後に再結成、国内で新たな活動を始める。これまで5枚のリーダーアルバムを発表。
ティム・アマコスト(Sax)
1962年、ロサンゼルス生まれ。母の影響で、7歳よりフルート、8歳からはクラリネットも本格的に始める。15歳の時にテナー・サックスに転向。1993年からニューヨークに移り、全米、ヨーロッパ、北欧等で活躍。1996年1stアルバム「Fire」、1998年2ndアルバム「Live at Smalls」,1999年3rdアルバム「Wishing Well」、2002年「Brightly Dark」、2007年、4thアルバム「Rhythm & Transformation」を発表。
ヨレス・テープ(Bass)
オランダ出身のベーシストで、1992年にベースとスーツケースだけを手にニューヨークに降り立った彼は、翌年にはドン・ブレイドン(Sax)と共にファースト・アルバムをリリースする。その後、自己のグループを中心に、ベニー・ゴルルソン(Sax)、ランディー・ブレッカー(Tp)、ラシッド・アリ(Dr)などのバンドに参加。これまでに8枚のリーダー作をリリースしている。また、彼は作曲・編曲家、レコーディング・プロデューサー、ハンゼ大学ジャズ部門講師としても活躍中である。
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